でもね

今日の作業を手伝ってくれたのは幼馴染の彼氏だったんだけど、朝家に迎えにきてくれた時にプロ野球チップス カード付き と書かれたダンボールを抱えていたんですよ。なんだ?と思ったら「直子から餞別だって」とポイっと渡されたから軽いのかと思って受け取ったらクソ重たくて「…てぁっ!重い!うそだろ!?」て言いながら落とさないように必死こいた。よく見たら三分の一の距離だけ普通のガムテで三分の二の距離は「こわれもの 注意」のあの赤いメッセージが書かれたガムテ(ていうの?)でガンガンに封がしてあって、箱の上部には手書きのメッセージ『救援物資』とだけ書いてありました。荷降ろしを済ませて「プロ野球チップス開けてみよっか?」てなって「この重さで全部野球カードだったらわたしは直子を見直すよ」とか言いながら2人で開けたんですけど、中身は普通にパスタや米やわたしの好きなコーヒーやらの食料や調味料で「おかあさん・・・、ありがとう…!」て思った。そんで手紙が入ってて『独りで(1人じゃなくて独り、だよ)寂しいだろうけど、食欲ないとか言ってないでガツガツ食えよ!つーかガムテが途中でなくなってあの赤いテープで貼ったんだけど、普通の一般家庭にあんなテープ普通ないよね(笑)』て書いてあって「おがぁざぁーん…!」てなった。直子、ありがとう。今後も1日1食は変わらないと思うけどわたし頑張るね!って、直子はここの存在を知りません(多分)。こないだのツーリング、直子も一緒だったんだけど帰りに寄ったお土産屋さんで色々な種類のジャムが陳列されていて、数あるジャムの中の「どどめジャム」に食いついて「ねえねえ!どどめジャムだって!珍しいね!どどめだよ!どどめ!」と言っていたので知っているのかもしれない。もちろんその時のわたしの反応は「へっ?あ、ほんと!ど…、どどめじゃむなんてめずらしいね!笑(棒読み)」だったのは事実です。