可動スイッチが入ったとたんにブレーカーが落ちる

去年の6月に東京(の端っこ)に越してきてから半月、就活をしたが「(まだ一緒には暮らしていないが)子供がいる」という事実を伝えると、ことごとく不採用にされ、母子家庭は辛いぜ!という事を実感した。7歳の人は実家の母親が見てくれているので池袋に住む友人がうちに来て一緒に働こうよ!と言ってくれたので、1ヶ月間居候させてもらい、巣鴨にて(よりによって巣鴨)(笑った)人生初の水商売を経験した。2ヶ月分の家賃と生活費を稼いだ。8月に入り、お世話になりました、と友人に挨拶をし、東京の端っこに戻り就活再開。が、やはり母子家庭は辛いぜ!!!という事実にぶち当たり、気付いたら10月も半ば。「もう仕方ない。嫌だけど(たった1ヶ月だけのくせに)巣鴨で培った水商売で日銭を稼ごう」とキャバクラ入店。女の子同士の雰囲気はとてもよい。この街は治安があまりよくないと言われているけど、客層も悪くない。一般的な社会生活とは真逆の生活。17連勤してしんどくなるどころか逆に笑った。たった4ヶ月だったけど3本の指に入るまでの売り上げを出した時もあった。居心地は良かったが、落ち着いていた心のやまいがひどくなった。恋人ができたのもきっかけのひとつだったが、また頭がおかしくなるのはごめんだ。という結論に至り『2月いっぱいで辞めます』『えー!ちょっと考え直して』と言われたが、有言実行。2月の末で辞めた。半ば強引に辞めたので、もらえないだろうと思っていた給料はもらえたのでラッキーガール。
途端にスイッチはオフになり、仕事見つけなきゃなー。やばいなー。と思いつつもオフになったスイッチは錆びたハサミのようにスムーズには動かない。暖かくなってきたのが原因かはわからないが、4、5日前に急に思い立ってWEB求人を見漁った。あー、もうとりあえずこれでいいや。と応募した求人の面接が本日16:30から。もっといい仕事ないかなー。と昨日見ていて見つけた求人に電話応募。「じゃあ明日の13時から面接を」と言われ、12:50に出向き20分待ち、たった5分の面接を終えた。最後に「採用の場合は明日の18時までに連絡します。連絡がなかったら不採用という事で。」と言われ、ありがとうございました、失礼します。と告げエレベーターに乗って4階から1階まで降り、ビルを出てロッテリアに入る。
次の16:30からの面接まであと4時間。4時間て。わたしは時間の潰し方を知らない。時間を潰す術がなく携帯でポチポチとこれを書き始めたのですが、ロッテリアは冷房が効いていて寒い。数年前に怪我をした左足首が痛む。紙コップに入ったメロンソーダ。残りはコップの底から6〜7センチ。2時間はもたないだろう。この、緑色の液体がなくなったら濃い茶色の温かい飲み物を飲もう。それがなくなったら、濃い茶色の飲み物とココアを混ぜたアレを飲もう。自らの膀胱に鞭を打つ。膀胱に鞭を打つ事とかを考えて、それってどこかの大阪の人みたいに膀胱炎とかになって「おしっこばっかりしたい。おしっこしかしたくない。おしっこだけをしていたい。」とかいうことになったら嫌だなあと思っていたら大阪の人から電話が来て、話し相手になってくれたのですごく助かりました。ありがとう。