切ないきもち

煙草を吸おうと思って窓を開けたらちょうど雨が降りはじめ、こげ茶色の屋根が見る間に茶色地に黒色のみずたまもようになっていってきれいだなとしばらく眺めていたら知らないうちにただのくろい色をした屋根になってしまいました。
となりの家から電話の鳴る音がきこえてきてしばらく鳴っていました。
きっと隣に住んでいるきれいなお姉さんへ優しい彼氏からの電話だと思います。
雨のふる音を感じ、雨のにおいを感じ、となりのお姉さんにかかってきた優しい彼氏からの電話の事を考えていたらつい最近ケンカして別れた彼のことを思い出し、とても切ないきもちになったので槇原敬之のもう恋なんてしないという歌と平松愛理の部屋とYシャツと私という歌を交互に歌ってマッキーの歌の時にはつよがりな感じをぜんめんにおしだしながら、部屋とナントカとナントカの時はぐちゃぐちゃになって涙を流しながら歌いました。
だから、もう、あたし、だいじょうぶ。